COLUMN
施設の厨房で一から手づくり。ちとせの杜 草部の食事へのこだわり

老人ホーム選びで、ご本人・ご家族が気にされることが多いのが「毎日の食事」です。株式会社care storyが運営する住宅型有料老人ホーム「ちとせの杜 草部」(大阪府堺市西区)では、施設内の厨房で一から調理した食事をお出ししています。この記事では、その仕組みと、食事で大切にしていることをご紹介します。
ちとせの杜 草部の食事は「施設内で完全調理」
ちとせの杜 草部では、給食会社が施設の厨房で一から調理しています。いわば、施設の中に「台所」がある形です。
セントラルキッチン方式との違い
老人ホームの食事の提供方法には、大きく分けて次のような形があります。
| 提供方法 | 特徴 |
|---|---|
| 施設内調理(ちとせの杜 草部) | 施設の厨房で食材から調理する。できたてを提供でき、味付けや形態の細かな調整がしやすい。 |
| セントラルキッチン方式 | 外部の調理センターでまとめて調理し、施設では温め直して盛り付ける。品質を均一に保ちやすく、効率的。 |
セントラルキッチン方式にも、衛生管理や効率面でのメリットがあり、多くの施設で採用されています。
身体の状態に合わせた食事形態
年齢を重ねると、噛む力や飲み込む力は人それぞれに変化します。ちとせの杜 草部では、栄養を考えた献立をもとに、お一人おひとりの身体状況に合わせた食事形態でお出ししています。
- お粥:ご飯がかたく感じる方に
- きざみ食:おかずを食べやすい大きさに刻んだもの
- ソフト食:舌や歯ぐきでつぶせるやわらかさに調整したもの
持病により食事の制限が必要な方は、医療職と相談したうえで内容を調整しています。
毎月1回の「イベント食」
ちとせの杜 草部では、毎月1回「イベント食」の日を設けています。普段のお食事とはひと味違う、季節の行事や旬の食材にちなんだ献立をご用意する日です。
たとえば8月には、夏の静けさを感じていただく精進料理をお出ししました。
- 切り干し大根とひじきの炊き込みご飯
- 湯葉と三つ葉のすまし汁
- やわらか豆乳ステーキ
- 三種豆のシーザー風サラダ
- 胡麻豆腐 柚子味噌がけ
柚子味噌の香りが立ちのぼると、「ええ匂いやね」と自然と会話がはずみ、食卓が一段と賑やかになりました。春には山菜散らし寿司や鱒の照り焼き、ずんだあんのどら焼きを揃えた「春の高野祭」の献立もご用意しています。
「今日のご飯は何だろう」というささやかなわくわくが、食欲につながり、体調の安定につながり、人と語らうきっかけになる。イベント食は、その入り口をつくる取り組みでもあります。当日の様子は施設サイトの「8月のイベント食は『精進料理』」でご紹介しています。
「毎日の食事が一番の楽しみ」というお声
ちとせの杜 草部では、ご入居者様からこのようなお声をいただいています。
「ここのご飯は本当に美味しい。季節のものが食べられるし、昔を思い出すような懐かしい味付けの時もあって、毎日の食事が一番の楽しみ。」(90代女性)
旬の食材を使った献立や、どこか懐かしい味付け。食事の時間は、ご入居者様同士の会話が弾むひとときでもあります。
見学の際は、ぜひ食事の様子もご覧ください
老人ホームを見学される際には、お部屋や設備だけでなく、食事の内容や提供方法もぜひ確認してみてください。「どこで調理しているのか」「食事形態の変更に対応できるか」などを尋ねてみると、施設ごとの違いが見えてきます。見学時のチェックポイントは「老人ホーム見学で見るべきポイント」で詳しくまとめています。
ちとせの杜 草部の一日の過ごし方や施設の様子は、施設の公式サイトでご紹介しています。

